新型コロナウイルスに感染している方で、猫を飼っている方はいらっしゃいませんか?

新型コロナウィルスが、飼い主から猫に感染する事例

少し前の記事ですが、飼い主から猫に新型コロナウイルスが感染する事例がベルギーで起きていたことについて、朝日新聞DIGITALが発表しました。飼い主から犬に感染した事例はありましたが、猫への感染確認は世界初となります。
朝日新聞DIGITAL 該当記事リンク
ベルギー当局によると、飼い主から感染した猫は、下痢や嘔吐、呼吸困難の症状が現れ、便を調査した結果、コロナウイルスが発見されたとのことです(なお、猫の体調は回復してきている模様です)。当局は、飼い主の顔を舐めさせる等の、ペットとの濃厚接触を控えるよう発信しています。

猫の体内は、新型コロナウイルスが増殖しやすい環境

愛猫家の皆様、「新型コロナウイルスは、猫・フェレットの呼吸器で増殖しやすく、犬・豚・鶏・アヒルの呼吸器ではほとんど増殖しない」という実験結果が、中国の研究チーム(中国農業科学院のハルビン獣医学研究所)によって明らかになり、米科学誌「Science」で発表されました。
Science誌のオンラインレポート リンク
研究チームは、動物を介して感染が広がる可能性を調査するため、人間とふれあう機会の多いペット・家畜に新型コロナウイルスを鼻から投与する実験をしました。その結果、猫・フェレットで、ウイルスが鼻や扁桃等の上気道や肺で増殖することが確認されました。さらに、感染した猫のケージの隣に、未感染の猫のケージを置く実験を行った結果、感染した猫から未感染の猫にウィルスが移ることも確認されました。一方、犬・豚・鶏・アヒルはウイルスを投与しても検出されず、感染しにくいことが判明しました。

コロナウイルスの感染拡大の中、私ができること

5月14日現在、新型コロナウイルスの感染者数は、東京都で5,000人に達する勢いで増えています。その中には、猫を飼っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、もしかしたら感染しているかもしれないけれど、生活のために仕事をしなければならず、ペットに移してしまう不安を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私は、東京都調布市でペットホテル兼老猫ホームを運営しています。この施設では、新型コロナウイルス感染者の方から、ペットを一時的にお預かりする取り組みを行なっています。もちろん、ペットにもウイルスが付着している可能性がございますので、公益社団法人東京都獣医師会の危機管理室が発表している、「新型コロナウィルス罹患者のペットを取り扱う場合のガイドライン」に準拠する形で、人・ペット共に消毒を徹底しております。
上記ガイドラインが記載されているリンク

もしもこちらの記事を読んでいる方の周りに、新型コロナウイルス×ペットのことでお悩みの方がいらっしゃいましたら、このような取り組みを行なっている施設があることをお伝えくださいませ。きっとお力になれると思います。
当施設の概要・お問い合わせ窓口 リンク

このような状況下だからこそ、一丸となって感染拡大の防止に努めましょう!私も、緊急で「ペット関連のお困り事を抱えた方」と接する時以外は、終日家で過ごしております。

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