ペットの相続について考えたことはありますか?皆様のご家庭でも起こるかもしれないお話

ペットの相続で揉めたお話


私の祖母
私の祖母は、長い間1人で生活をしていました。理由は、子供の自立と、祖父の他界です。女性の方が平均寿命は長いそうですから、皆様もご想像がつくような、ごく一般的な家庭像だと思います。

祖母と猫
そんな祖母は、親族が知らぬうちに、里親募集をしていたご家族から、猫を引き受けて飼育していました。理由は1人で寂しかったことだと思います。そのような形で、ひょんなことから引き取られた猫は、時間の経過とともに、ただ寂しさを埋める存在ではなく、祖母の生きがいとなっていきました。

祖母と病気
月日は流れ、猫が5歳になった際、祖母は病気となり、入退院を繰り返しました。祖母には2人の子供がいて、入退院のサポートに加え、猫のお世話(給餌・トイレ掃除等)を行う必要がありました。2人の子供は転勤族で、祖母の家から遠方に住んでいたため、猫のお世話は入退院のサポートよりも大変だったそうです。猫を引き取ることも考えたそうですが、賃貸条件やアレルギーの事情で、どうしても出来なかったのです。

祖母の死・猫の相続
その後、猫が7歳のときに祖母は他界しました。そして相続の際に、親族内で猫の引き受け先について揉めることとなります。上述の賃貸条件やアレルギー事情に加え、先住ペットとの相性、ライフプランとの相違、費用、愛情等々・・・ペットを引き受けるには、様々な物理的・心理的ハードルがあるのです。そうして長期間に渡って揉めていたため、孫の私が手を挙げて引き取ることにしました。ペットでこんなにも揉めるなんて、祖母も考えていなかったと思います

祖母の話から思うこと

私は、今回の登場人物の中で、悪い人は1人もいないと考えています。祖母の子供は精一杯努力したと思いますし、祖母についても、生きがいを見つけることは決して悪いことではないはずです。少なくとも、私の祖母はペットと出会って、共に暮らすことができて、とても幸せであったと思いますし、相続時に親族間で揉めることが分かっていたとしても、「猫を飼ってもいいよ」と私は祖母に言っていたと思います。
そして、今回の出来事が1つのきっかけとなり、飼い主が入院した際に、ある程度長期間・低コストで、ペットを預けられる施設があれば良いと考え、ペットホテル兼老猫ホームを、東京都調布市に開設しました。また、飼い主が亡くなった際、どうしてもペットが飼えないというご親族の方に向けて、一生預かりというサービスも展開しています。
いつ、何が起こるかわからない世の中で、ペットのお預け先にお困りになることがございましたら、ぜひこちらの記事を思い出してくださいませ。これまで様々な経験をしてきましたので、皆様のご事情をお話いただけましたら、お力になれる方法を考え、全力で取り組むことをお約束します。

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