ペットの介護に疲れた方に知ってもらいたい、老犬老猫ホーム

みなさんこんにちは!久しぶりの更新となりました今回は、私たちの仕事の一部でもある、老犬ホーム・老猫ホーム(以下「老犬老猫ホーム」と記載します)についてのご紹介と、老犬老猫ホームの社会的な課題についてお伝えします!

老犬老猫ホームとは

ペットの平均寿命は14歳〜15歳ですが、高齢になると人間と同じように病気や怪我の可能性が高まり、ペットによっては介護が必要になります。歩行困難による補助用ハーネスをつけた散歩、食事や排泄のお世話、認知症による徘徊や遠吠え等、症状は様々です。老犬老猫ホームは、上記症状が出たペットを飼い主からお預かりして、亡くなるまでお世話をする施設です。

ペットの介護は大変なのか

ペットの介護は、人間の介護よりも大変だと表現されることがあるほど、肉体的にも精神的にも厳しいものです。大前提として、ペットは話すことが出来ません。ペットが自分の意思を伝えられないため、飼い主は何をしてあげるのが最適か分からないのです。認知症になって夜中に家を徘徊し、自分の体を壁等に当てて自傷行為をしたり、不安による遠吠えをしたり。。。その様子を見ている飼い主は、ペットに何かあるのではないかと心配して、物音がすると夜中でも起きて看病をします。その他、排泄が指定の場所で出来なくなる、ご飯が自力で食べられなくなる等の症状も出てくると、1日の大半をペットのために割くことになります。徐々に飼い主が疲弊していくのも想像できますよね。

ペット介護の社会的な課題

大きく分けて2つの社会的な課題があります。

1つ目は、老犬老猫ホームに関する法律がないため、悪質な老犬老猫ホームが存在することです。悪質なホームの例を挙げると、「ペットが亡くなるまで面倒をみますが、飼い主とペットの面会は拒否、写真等でも飼い主に報告はしない」というものです。本当にありえない話ですが、実際に存在します。ペットを養っていけるか分からないような、不当に安い金額で介護を請け負うのが特徴です。
また、ペットを安い金額で譲り受け、小さな檻に閉じ込めて死ぬまで出さないという、「引き取り屋」という闇商売も存在します。

2つ目は、老老介護です。これは、高齢者の飼い主が、高齢のペットを介護するということを指しています。上記にも記載した通り、ペットの介護は大変です。これを足腰が弱くなった高齢者の飼い主が行うと、通常よりも負担がかかることは明白です。しかし、70歳以上でペットを飼っている人の割合は10%強、飼いたい意向のある方は16%強となっているため、今後も老老介護の状況は発生すると思われます。

老犬老猫ホームの違い

全施設に共通している点は、預けたペットの様子は、メール等で定期的に飼い主に報告されることです。また、アポイントを取れば、預けたペットとお好きな時に面会可能です。ただ、それ以外は施設によって大きく変わりますので、以下に設備・管理方法・シフト・契約方法の4つに分けて記載します。

設備については、介護よりもリハビリに近い、ウォーキングマシンや、按摩機器を導入している施設がありますが、このような施設は少数派で、歩行補助のハーネス等、最低限の介護向け設備のみを導入している施設がほとんどです。

管理方法については、普段は個室でペットのお世話をして、散歩の際には外に連れ出すという施設が大半を占めます。ペットを交互に共有部に出して遊ばせる施設もありますが、怪我や脱走に繋がる恐れもあるため、少数派となります。

シフトについては、10時〜22時等、2交代で12時間お世話をするという施設がほとんどです。希に24時間体制でお世話をして、真夜中も巡回するという施設もありますが、ごく少数となります。

契約方法については、1年毎に更新をして費用を支払うタイプと、お預かりの際に生涯分の費用を支払うタイプがあります。費用については、設備・管理方法・シフトの手厚さと、土地代によって変化する傾向があります。

※私たちの運営する「たまごとコムギの家」を例に挙げると、「最低限の設備」「ペットは共有部でのびのび」「24時間体制のお世話(ペットと共にスタッフが生活)」「1年更新・一括お支払いの両方に対応」という施設ステータスとなります。施設を比較する際に上記4つの判断基準をぜひご活用くださいませ!

ペットを預けるポジティブな要素

介護疲れをしている方は、1年間でも良いので預けることをお勧めいたします。人間の介護でもよく聞く話ですが、介護に疲れてくると介護する対象が早く死ぬことを祈ってしまう等、精神的によくありません。いつでも会いに行ける施設に預ければ、ペットとの絆が途切れることもありませんので、どうぞご一考くださいませ。

また、老犬老猫ホームにペットを預けると、その施設がペットにとって「第2の家」になることがあります。まず、施設には同じような境遇のペットがいて、仲間が増えます。この仲間は、死を共にするかもしれない仲間です。絆が生まれることは間違いありません。また、飼い主からペットを預かった施設のスタッフは、当然我が子のようにペットと毎日接します。そして、そのペットが亡くなる際は、飼い主と一緒に看取り、一緒に悲しみ、一緒に泣くことでしょう。仲間がいれは、幸せは2倍、苦しみは半分になると昔から言いますが、老犬老猫ホームはそれを実現する場なのです。

最後に(預ける前の注意事項)

再度お伝えしますが、老犬老猫ホームに関する法律はありません。そのため、悪徳業者も存在します。ペットを預ける際には、必ず事前に施設の見学をして、スタッフと会話をしてください。私は、施設の見た目や設備ではなく、スタッフの良し悪しが、あなたのペットの幸せに直結すると考えています。そのため、慎重なご検討をよろしくお願いいたします。

もし、ペットの介護について何かお困りになった場合は、私たちにぜひご連絡をください。私たちの施設に入れたいという思いで言っているのではなく、あなたの状況に合わせて、ペットをどうするのか、一緒に模索したいからです。私たちの会社は、ペットホテルを運営していますが、これが主な業務ではございません。ペットに関する社会問題を解決したい、その一心で活動をしております。
他の記事やホームページもご覧いただいたうえ、信頼できそうだと感じていただけた方からのご連絡をお待ちしております!

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